保定装置(リテーナー)とは矯正治療を終えた後の後戻りを防ぐための装置です。
リテーナーの目的とは
矯正装置を取り外した直後の歯は周囲の骨が安定していないため動きやすく、矯正治療前のもとの位置に戻ろうとします。これを「後戻り」と呼んでいます。
リテーナーは治療後の後戻りを防ぐ装置として、歯や周囲の組織を正しい位置に維持させることを目的としています。つまり、リテーナーは矯正で整った歯並びや噛み合わせをキープし、矯正治療の仕上げを担う大切な装置。この保定期間を経て「矯正が終了した」と言えるのです。
リテーナーにはどのような種類があるのでしょうか?
①固定式リテーナー(フィックスタイプ)
固定式タイプのリテーナーは「フィックかスタイプ」とも呼ばれており、細い針金を歯の裏側に接着します。歯の裏側に針金を固定するので正面から見えないほか、取外しの面倒もありません。
②可撤式リテーナー(ベッグタイプ・ホーレータイプ)
可撤式のリテーナーは取り外しができることが特徴です。食事や歯みがきの時は外してきれいに清掃ができるのでいつでも清潔な状態を保つことができます。
まとめ
リテーナーによる保定も大切な治療の一環。この保定期間の過ごし方によって今後の歯並びの良し悪しが決まります。せっかく時間もお金もかけて整えた歯並びです。リテーナーの装着不足でせっかくの矯正治療が後戻りしてしまうのはもったいないので、どうかリテーナーの着用を忘れないでくださいね☺
当院では、患者様、一人ひとりに合った矯正治療をご提案させていただきます。
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宮本文雄