ストレスが原因ともよく言われますが、それだけではないと考えられています。
ストレス以外で考えられる歯ぎしりの原因は、主に以下の3つが挙げられます。
①かみ合わせの悪さ
②喫煙・飲酒・カフェイン摂取
③逆流性食道炎
①「かみ合わせ」…高さのあっていないかぶせ物や詰め物があったり、歯が抜け てしまって放置している、親知らずが生えてきているなどのことから、あごの筋 肉の左右のバランスが崩れ歯ぎしり発生につながるといったことが考えられます。
②〈飲酒・喫煙・カフェイン摂取〉…関連があるだろうと言われていますが、その詳細はまだ報告されていません。
③〈逆流性食道炎〉…胃酸を抑える薬を処方したところ歯ぎしりが軽減されたという報告があります。
〈お子様の歯ぎしりについて〉
赤ちゃんや小学生などのお子様にも歯ぎしりはあります。
初めて見た親御さんは「何かストレスが・・・?」とショックを受けられることもあると思いますが、心配する必要はありません。
赤ちゃんの場合は乳歯が生え始めると、“吸う”から“噛む”と言う動作の練習を始めます。この練習で、安定して噛めるあごの位置を調整していたり、あごや筋肉を鍛えているので、とくに治す必要はありません。
小学生くらいのお子様の場合、乳歯から永久歯に生え変わりますので、あごも大きく成長し、歯と歯の隙間も大きくなりますが、歯ぎしりによって噛みあわせを調整しています。
生え変わりの時期の歯ぎしりも成長の一環としてとらえてください。 ただし、完全に永久歯に生え変わった後でも歯ぎしりが続き、歯が磨り減るようであれば、歯科医院の受診をおすすめします。
一度削れてしまったりかけてしまった歯はもう元には戻りません…
当医院では矯正治療も行っております✨
「たかが歯ぎしり」と侮らず、気になる症状がある方はお早めにご相談ください!